産声。

長い移動時間の中、
暇を持て余しながら
未来に想いを馳せる。

本当の意味で帰るとき、
私は隠れて泣くのだろう。

人を思い、思い出を愛でて、
泣くのだろう。

積み重ねた歴史を過去にして、
不透明で不確かな未来に怯え
泣くのだろう。

今まで乗り越えてきた道のりを
知る者は無く孤独を感じて
泣くのだろう。

またゼロから。

でも、私自身はゼロでは無い。
その事実に気付けた時、泣き声は
新しい章の産声になるのだろう。

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