撮り続けるために。

「生きることは素晴らしい」

なんて説くことはないけど

「心揺さぶられる瞬間」に出会う度に

生きたいと思う。

またその「瞬間」を撮りたいと。

そんな「瞬間」というのは

特に大それたものでもなくて

満月の真ん丸さだったり

愛猫の温もりだったり

人との繋がりだったり。

生きていれば

誰でも出会うことのある、

それでいて見落とすことのある

何気ない「瞬間」。

でも、カメラを構えて

ファインダー越しに見えた

その「瞬間」は

何にも変えられなくて。

そんな中、時に

落ちるとこまで落ちて

世界が色を失い

全てが無になることがある。

それでいて、

そこから抜け出そうと

何に抗っているかも分からないまま

必死にもがくのは

その、かけがえのない「瞬間」が

自分のそばに落ちているのを

知っているからかもしれない。

白黒の写真にも味があるように

モノトーンの世界も

見方を変えれば

そんなに悪くないと

またカメラを構えていれば

自ずと世界が色を取り戻すはずだと

根拠もなく信じているから。

そうしてまた、

その「瞬間」を撮るために

生きているのだと思う。


Sony RX100   
  
   wink。

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