それでも泳ぎ続けねば。

綺麗な1年ではなかった。

葛藤の多い1年だった。

抜け出そうと必死にもがく時もあったけど

毎日を生き抜くので精一杯だった。

年の後半はまるで遠泳のようで、

息つぎする体力しか残っておらず

それでも前へ進まなければと

必死にもがく。

もがいて、もがいて、

けれども、進んでいる実感は無くて

それでも、もがき続ける。

勉強、近い将来、遠い将来。

考える事は多すぎて

だけど、考えたところで答えが出る事ではなくて

岸はまだか、岸はまだかと手を伸ばす。

私はどこへ向かっているのか。


でも、そんな中で輝いたのは

「縁」。

獣医師や獣医学生を含めた新しい出会い。

点と点とが結び合い、

線が何かを作り上げている。

形はまだ分からないけど

確実にそこにある。

今は独りでも、帰る場所がある。

繋がる人たちがいる。


麻酔学との出会い。

その道を貫くかはまだ分からなくても

学ぶ意欲を教えてもらった。

知識を使う事を教えてもらった。

死の近さを学んだ。

表舞台よりも裏方な学問。

けれども、決して軽視してはいけない。


私は知っている。

気がついている事を知っている。

逃げている自分、

視野が狭くなる自分、

頭でっかちになる自分、

そんな自分がいることを知っていて

そんな自分が自己主張を始める事に気づけて

だから、時折苦しくなる。

常に変わらなくてはいけないと感じているから。

例えば、このままずっと麻酔科にいれば

重宝されるしやりがいもあるけど

それは新しい事に挑戦するという事から

逃げている証拠。

ぬるま湯で満足しようとしている証拠。

弱く醜い自分と向き合い戒める事は

不器用な私は、この上なくエネルギーを使う。

だから逃げ切ろうと目を反らす。

でも逃げたくなる自分がいるという事は

変わらなくてはいけない部分があるという事で

それに気づいている自分がいるから

結局最後は膨大なエネルギーを使うことになる。

最近はそれの繰り返し。

それでも、まだまだ未熟な自分。

私はどこへ向かっているのだろうか。


先が見えない。

不安との戦い。

波は止まらない。

流されるままに生きるのか。

辛くても抵抗するのか。

どの選択が正しいのか。

どちらも正しいのか。

答えはあるのだろうか。

機を読みながら泳ぎ続ける。

私はどこへ向かっているのか。

  

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