車窓から。

この電車はどこまで行くのだろう。どこまで連れて行ってくれるのだろう。イマを抜け出して。過去、未来、それとも異次元?電車の揺れに身を任せながらぼーっと外を眺め、イマを忘れる錯覚に陥る。現実逃避をしながらも頭の片隅で安心しているのは帰る場所を知っているから。この電車に乗ってどこへ辿り着こうとも全てを捨てる覚悟なんてないから少し落ち着いたら来た道を引き返す。イマに戻るために。...

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